地平線の彼方に
視力1.5の目には、肉眼でも新宿の都庁やパークハイアット、池袋のサンシャイン60や六本木ヒルズなどは見分けがつく。強風が吹き荒れた昨日の日曜日には、横浜のみなとみらいの向こうに房総半島まで見えた。この眺めは、空気が澄む冬の楽しみのひとつだ。
東京でも東の方に住んでいた頃は、高い場所で山が見えるのが楽しみだった。富士山が見えた日には、思わず「ラッキー!」と叫んでいた。今は前山である高尾山に近いせいで、富士山は残念ながら自宅周辺で眺めることはできない。逆に都心の高層ビルを遠くに眺めることに。
ランドマークとなるビルを識別しながら、場所の同定をするのは楽しい。そして、そこで暮らす友人・知人に思いを馳せるとき、東京の西の端から、「おーい!」と声を出して呼びかけたくなるのだ。
by osanpocamera | 2007-01-08 22:35 | 建物・景観