難を転じる

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暮れに、友人が「お正月用に…」と持って来てくれた南天をリースにして玄関ドアに飾り、新しい年を迎えた。南天の赤い実と葉の緑は、白い玄関ドアによく映える。

昨年は年の始めから“災難”といえるようなことが次々と起こり、大変な年だった。震災もあったし公私ともに、いろいろと大変な年だったように思う。

南天を家の敷地の角に植えると、「難を転じる」…らしい。

うちの家の敷地内には自然に生えた南天が何点かあるけれど、まだまだ小さくて、とても実をつけるまでには至っていない。でも、友人のおかげでお正月らしい飾りができて、新年を、また改まった気分で過ごすことができた。

果たして、難が転じて吉となるか? 

今年は良いことがひとつでも多くありますように。
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# by osanpocamera | 2012-01-06 21:35 | Comments(0)

初めての松葉杖

今年ほど、病院と縁のある年もなかった。昨年の暮れも押し迫る12月29日に肋骨を折る怪我をして救急車で運ばれるなどして、年の初めから病院にお世話になったが、その後、2〜3月は義父の入院、7〜9月は祖母の入院、そして死去。祖母の葬儀が終わり帰京したとたん、今度は義母が骨折で入院。1ヶ月の入院生活を余儀なくされた。その間は、病院への義母のお見舞いと独り残った高齢の義父の食事の世話と、自宅の3箇所を常に回る生活だった。それもようやく終わり、義母がリハビリをして歩けるようになり退院して5日目、今度は自分も足を痛めてしまい、義母がお世話になった同じ病院に、自分もまたお世話になるハメに…

病院のリハビリ室でわたしが松葉杖の練習をしているのを見て、義母のリハビリを担当してくれた医師がビックリしていた。「どうしたんですか?」と心配してくれ、事情を話すと、笑いながら「気をつけてくださいね」と言われた。いやはや、自分の不注意が生んだ怪我であるが、なんとも情けない。

d0021488_621211.jpg生まれて初めて、松葉杖というものを使うことになってしまった。痛めたのは、左足の踵部分なので、びっこを引きながらもつま先立ちでなんとか歩けるわけなのだけど、リハビリの先生によれば、痛めた方の足は使わないほうが治りが早いという。そんなわけで松葉杖を使うこととなった。

2本の松葉杖を脇に挟んで片足で身体を支えるのは、けっこうしんどい。翌日には、上腕や胸の上あたりがすっかり筋肉痛になってしまった。ふだん、そのあたりの筋肉は使っていないという証拠だ。手のひらも擦れて痛い。

これまで、松葉杖をついた人を街で時々見かけることはあったが、大変だろうなぁ…と想像はしていたけれど、いざ、自分もその身になってみると、松葉杖をついて外へ出るということは大変な疲労を伴うことがわかった。自分の足で自由に歩けるということは当たり前のように思っていたが、自分も松葉杖をついて歩くなんて経験をしてみると、その不便さ、不自由さが実感として理解できる。

自由に、思うままに自分の身体を動かせるということは、とてもラクで幸せなことなのだ。健康は、なによりも“宝”だ、と言える。

いやはや…、しばらくの間、散歩どころではない。
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# by osanpocamera | 2011-10-23 06:13 | Comments(6)

満開の桜

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東京の桜は今、満開だとテレビが伝えていた。高尾駅前に行ってみると、ここの桜も、いきなり満開であった。(単に出かけたのが久しぶりだったので、つぼみの頃を見ていなかっただけのことだが)ソメイヨシノの花は、ほんのりピンク色で京王線のガード下は華やいで見えたけれど、この春は、いつもの春とは別の感慨がある。

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震災で、故郷の知り合いや家族をなくした、という人も多いだろう。春の桜は、そういった悲しみも和らげてくれるような優しさを持っている。被災地では、まだ少し先か…
[写真:iPhone4/2011年4月7日撮影]
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# by osanpocamera | 2011-04-08 02:56 | 花・木 | Comments(0)

祈り

長い、長い、14日間だったと思う。
安否不明の石巻市の両親を、ずっと探していた仙台の知人のことだ。

地震発生から4日後に母親がみつかり、無事を確認。しかし、車で出かけていた父親とは連絡がとれず、その後も、安否不明のままだった。そして、14日目の昨日、遺体安置所で、弟さんが父親を発見したという。

Googleの消息情報サイト、Person Finder のページに、地震3日後から状況が書きこまれ、刻々と安否を気遣う親族と思われる方からの書き込みが続いていた。中には、地球の裏側で祈るような気持ちでいる、同じ苗字の方もいた。思い出を語る書き込みもあり、読んでいて、思わず目頭が熱くなることもあった。

また、捜索していた父親の名前には同姓同名の方が何人もいて、別人だった…ということも。警察にも捜索願が出され、奔走する、親族や知人の方々の姿が垣間見えた。

そんな中、昨日、ページをスクロールして行くと、

『今日、息子さんが現地でご遺体を確認したそうです。お悔やみ申し上げます。 』

その一行で、お父さまが亡くなられたことを知った。

 ー どうか、生きていて! ー

わたしたちも遠くから、そう祈っていたが、その願いはかなわなかった。変わり果てたふるさとの風景のなかで、交錯する気持ちと戦いながら、父親の姿を探し続けたであろう彼女とその親族を想う。

『本日遺体安置所で弟が発見しました。比較的状態はきれいだったとのことでした。色々とご尽力いただき本当に有難うございました。』と彼女の連れ合いからメールが届いた。

きっと、この週末は親族が集まり、葬儀をとり行うことになるのだろうが、この震災のなかである。それとて、大変なことだろうと想像する。

地震と津波によって突然、奪われた命。自然災害とはいえ、あまりにも唐突に絶たれてしまった人生。同じような方たちが、今回だけで千・万単位でいることに、この震災の凄まじさが現れている。

無念な死を遂げた人びとのご冥福を祈りたい。そして、未だ、1万人以上に上る安否不明の方々が、一日でも早く発見されることを、そして、元の風景を失ったまちの復興を祈る。
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# by osanpocamera | 2011-03-25 10:29 | Comments(0)

東京でもまた地震!

ガタガタ、ガタガタ、壁が揺れ、引き戸が音を立てた。夜10時31分。

震源地:静岡県東部。
震度6強:富士宮市
震度5強:富士五湖地方

八王子市は震度3だった。その後、もう3〜4度揺れている。
今度は富士山周辺だ。山梨/静岡ではかなり揺れた。
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# by osanpocamera | 2011-03-15 22:42 | Comments(0)

安否確認

被災地に、身近な人がいるという方も多いと思う。わが家でも友人知人が何人かいて、地震報道後、ずっと気がかりだった。そんな中、昨日は心配していた知人から夫に連絡が届いた。

=気仙沼出身のK君からのメール=

ご心配お掛けしましてすみません。
私の家族は皆無事で、元気にしておりました。
私も一昨日実家に向かいまして、昨日無事家族と会うことができ、
まずは一安心したところです。
街は完全に失われていましたが、命が無事であったことが何よりだと感じています。


気仙沼は火災の様子がテレビで流れていたので、K君の実家のことを私たちも心配だった。あの火災の映像を見るのは、本当に胸が痛かった。

でも、家族の皆さんが無事だったというのは、本当によかった。

『街は完全に失われていましたが…』

どんなにか、悲しかったでしょう。ふるさとの変わり果てた景色に、胸が張り裂ける思いだったでしょう。でも

『命が無事であったことが何よりだと感じています。』

家族の無事を確認できて再会出来たことは唯一の救いです。代え難い命。街は再生できても、失われた命は、二度と戻すことはできないのだから。

全国にも、私たちと同じように、家族の、友人、知人の安否を気遣う人々がいるだろう。皆の気持ちが、天に通じることを祈りたい。
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# by osanpocamera | 2011-03-15 10:47 | Comments(0)

生きていた猫のノンちゃん

地震、そして津波の被害にあった自宅に一時帰宅した人をリポートしていた、今日のテレビ朝日の放送で、被害に遭った家の中に入り、変わり果てた家の様子の画面を映し出したその後、「飼い猫が心配」という、その家の人が、

「ノンちゃん〜」

と呼んだら、2階に避難していたと思われる、首輪をした白トラぶちの「ノンちゃん」が階段を降りて来て、こっちを向いて、

「ニャー…、ニャー…」

と鳴いた。まるで、

「怖かったよう〜」

と飼い主に訴えているような声だった。よかった! 飼い猫のノンちゃんは無事だった。

映像はここまでだったが、このあと飼い主の方は、きっとノンちゃんを抱きしめたことだろう。この映像は、悲惨な災害の映像が続く放送の中で、唯一、救われた思いのする、ホッとする映像だった。
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# by osanpocamera | 2011-03-14 12:47 | Comments(0)

津波の恐ろしさ

岩手県の大船渡で引き波5m。大津波の来る恐れ…
青森県八戸でも2mの引き波…

この後、再び、また大きな津波が来るのだろうか?
テレビは速報を流している。ツイッターでも情報を流している人がいる。

加えて福島第一原発は再び爆発との情報。

どうなってしまうのだろう。
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# by osanpocamera | 2011-03-14 11:29 | Comments(0)

地震…、その瞬間

どれだけの力なのか…「マグニチュード8.8(その後、修正され9.0)」この数字は、これまで聞いたことがない大きな数字。3月11日、とんでもない地震が日本列島を襲った。そして、大津波が次々に海岸線を飲み込み、まちが流され消えた。火災が起き、灰とがれきと化したまちもある。そしてさらに、原発事故だ。幾重にも重なるこの惨事。これほどの災害が広範囲に渡って起こるとは、信られない事態だ。

東京でも震度5の揺れがあったその瞬間、わたしはヨーカ堂の店内にいた。特に買い物があったわけではなかった。近くの中古車センターに行った帰りだった。1階のベンチに座り、iPhoneを手にメールの返事を打とうとしていたところだった。なんとなく揺れているかんじがして、目の前の化粧品売り場に目をやると、天井から吊るされたモールがゆらゆらしているのに気がついた。

「地震だ…」

初めはたいしたことではないと思った。周りにいた人は気づいていないようで普通に歩いている。わたしは「地震ですよ」と目の前にいたお年寄りに声をかけた。しばらく弱い揺れがあり、その後、それまで感じたことのない大きな横揺れを感じた。これはいつもと違う…と危険を感じた。みんな、外に向かって走り出した。

思わず、持っていたiPhoneで動画を撮り始め、自分も出入口に向かって走った。その時の映像を見ると「じしん…」「やばい、ヤバい」という声が聞こえる。わたしの声は「凄い、凄い…」を繰り返していた。外に出たところで一旦、揺れは収まってホッとした。まだこのときは、東北地方に、これよりもっと大きな地震が起きていたことはわかっていなかった。

「地震なう。震度5はあたかも。」

ツイッターでつぶやいた。「あったかも」というところを『あたかも』と打っている。

そして、再び店内に戻ってみると、店の中央にあるホールに大勢の人たちがテレビのモニターに釘付けになっていた。モニターは、ヘリからの空撮の、家々が、田畑が、次々大津波に飲み込まれる、まさに息を飲む映像を写し出していた。みんな黙りこくり、モニターを注視していた。

これは大変な事態になったと思った。店内にいた人々が、店員さんも含め、みんな1階中央ホールに続々と集まって来る。エレベーターもエスカレーターも止まってしまった。エスカレーターの乗り口前では、男性店員が、取れそうになっていた天井から吊るされた表示版を外したりしていた。

立っている間、足裏は、余震の揺れを何度も感じた。店内のアナウンスは「この建物は安全です。むやみに外に出るよりも、店内に居るようにしてください。」と流していた。

iPhoneでツイッターを見ると、次々とみんなそれぞれ自分の状況をつぶやいていた。都内の皇居に近い九段会館でも被害者が出ていることを誰かのつぶやきで知った。各地の情報が刻々と流れてきて、広い範囲の状況を、ツイッターにより知ることができた。こんな時、誰もが欲しいと思うものは“情報”であると感じた。つぶやきのなかには、ビルの一室で倒れてきたものに閉じ込められて助けを求めるつぶやきもあった。そのつぶやきに対し、励ましのツィートも流れていた。

この時ほど、iPhoneを持っていてよかったと思ったことはなかった。刻々と流れてくる情報をテレビだけでなく知ることができるのだ。今、他でもなにが起きているか、ツイッターからの情報を横にいたご婦人に伝えると「そういうもの(スマートフォンなど)は要らないと思っていたけど、やっぱり持つべきかもしれないわね」と言われた。

地震発生から1時間して、ようやくレジも再開された。買い物もする気になれなかったが、食料品売場でわずかな買い物を済ませ、その後、バスで帰宅した。仙台の知人が気がかりだった。
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# by osanpocamera | 2011-03-13 09:49 | Comments(3)

フキノトウパスタ・レシピ

フキノトウが届いてから、いろいろ調理法を試してみましたが、我ながら絶品!だったメニューがあるので、そのレシピをご紹介。
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 =材料=
・フキノトウ(1人分は5〜6粒あれば。たくさん用意できれば、尚よし)
・パスタ麵(生麺があれば尚可)
・ブロッコリー(余った野菜など、それ自体に、あまり味がついていないものなら何でも)
・バジルソースなど(ジェノベーゼソース)
・オリーブオイル
・塩
・コショウ
・みそ
・粉チーズ(仕上げにふりかけて)
・松の実(中華食材/あれば。上の写真には入っていません)
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1、まず、パスタを茹でる用の鍋を火にかけておく。

2、ブロッコリーの芯を7〜8mm角のさいの目切りにして、串が通るくらいに、下茹でしてざるにあげておく。(ブロッコリーの芯は水から火にかけてしまって大丈夫)

3、フライパンを火にかけ、熱くなったら、オリーブオイルをたっぷりめに入れてフキノトウを炒める。少ししたら、ブロッコリーの芯もいっしょに加え、軽く(一振りぐらいに)塩コショウを振る。

 これだけだと少々、物足りない気もしたので…

4、さっきのフライパンに、バジル系のソースを加えてよく混ぜ、熱くする。最後にみそを少々加える。

 このタイミングで、パスタが茹で上がるようにする。

5、茹であがったパスタと、フキノトウソースを混ぜる。(まず先にソースが出来ていて、ゆでたてのパスタと混ぜる方がよい)

6、お好みで、粉チーズ、松の実(中華食材コーナーにあったりする)、刻んだクルミ等々等をふりかけていただく。

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ポイントは、フキノトウを丸のまま、炒めることと、隠し味の「みそ」が、ミソです。バジルソースはなかったら入れなくてもいいかもしれません(好みもあるかと思いますので)。

もうフキノトウはなくなっているので、もう一度作ることはできませんが、あれば、また試して、味を確かめてみたいところです。わたしはバジル系の「ジェノベーゼ」ソースが大好きなので、たまたま家にあったものを入れてみましたが、これは好みもあるかと(結構強い香り)思いますので、匂いが気になる人は入れなくて、追加は、味噌だけでもいいかと思います。

◎フキノトウは丸ごと処理することで、他の食材と味が混ざらずに、その苦み&風味が味わえます。これは新たな発見でありました。
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# by osanpocamera | 2011-03-08 13:58 | 食物 | Comments(5)