都心の緑化
銀座も久々に行ったら、中央通りがなんだかいつもと違う感じがした。よく見ると、歩道にモミの木が植えられていたのだ。
♪むかしこいしい ぎんざの やなぎ…
という唄があるくらいだから、昔は柳が植えられていたのだろう。
私の記憶にある銀座の中央通りには、樹木はない。少し離れた並木通りや別の通りはあったように思うが。
これも緑化の一環か。柳ではなく(これだと「和」の雰囲気になりそう)、ポプラでもなく、「モミの木」というところが、いかにも今の銀座…らしいかも。木の選定にあたっては、きっと商店会の方々の話し合いがあったことだろう。銀座に「モミの木」。まぁ、いいんじゃない?
この木が大きくなって街灯と同じくらいの高さになったら、銀座の雰囲気も、また違うものになるのかもしれない。クリスマスの時期には、きっとこの木に電飾がついて、また華やかな雰囲気になるのだろう。
触ってみると、ちょっと湿っていてフカフカしていた。少々違和感を感じるものの、こういうのも悪くない。夏は気温の上昇を抑えるのに役立つのかもしれない。
ただ、もつのかな? 大丈夫かな? と心配だ。(コケがかわいそう〜 という気がしないでもないですね)
いずれにしても街に花や緑があることはいいことだ。これからは“エコ”の時代。こういった緑化は、どんどん進むのかもしれない。(“エコ”を意識するなら、“電飾”はぜひやめてもらいたい。さて、今度の冬の銀座はどうなることやら…)
[camera:iPhone 3G/2009.2.19・20撮影]
by osanpocamera | 2009-02-21 08:43 | 建物・景観